ゲームボーイとは
ゲームボーイとは1989年に任天堂から発売された携帯ゲーム機のことです。
日本では、3243万台、世界ではなんと1億1800万台を売り上げた世界的携帯ゲーム機です。
1990年代を生きた少年たちは、ほとんどみんな持ってました。
特に「ポケットモンスター 赤・緑」が発売された後は、『放課後はポケモン』という生活スタイルを確立することになります。
あれは私が小学生だった頃、子ども会のイベントか何かでみんなで遊園地に行くことになったのですが、遊園地へ遊びに行くにも関わらずゲームボーイを持って行き、遊園地の中で友達とポケモンで対戦するという、目的を見失った行いを何ら迷うことなくやっていました。
さらに、あれは夏休みだったか、自分あるいは友達の誰の家にも入れなかったとき、日差しがあたらない小さなトンネルの中でポケモンをやっていました。
そんなゲームボーイとの思い出は今でも鮮明に記憶に残っています。
(今思えば、ポケモン大ヒット後は、私の中で『ゲームボーイ=ポケモン』という関係になっていたような気がします。しかし、ゲームボーイにはポケモン以外にもすばらしいタイトルはたくさんあります)
黄緑色の画面に表示されるのはモノクロ型(4階調)。
そのスペックで決して安くない単3電池を4つも必要としました。
そのため乾電池との闘いはゲームボーイで遊ぶ上では避けられないバトルでした。
しかし、充電池という、充電すれば何度でも使える電池を持つ者は、その当時は圧倒的な権威を握っていました。
その後、時代が進むにつれ「ゲームボーイ」は、「ゲームボーイポケット」「ゲームボーイカラー」と進化を遂げていきます。
ゲームボーイポケットの液晶はゲームボーイに比べてとても見やすく、さらには単4電池2つで約10時間遊べるということで、とても重宝しました。
しかし、電池の残量を示すライトがなくなり、遊んでる途中でいきなりプッと消えるというものすごくひどい仕打ちに苦しめられたりもした携帯ゲーム機でありました。
「セーブ(保存)はこまめに」という言葉の大切さを、この頃学びました。
そしてゲームボーイのタイトルを遊べる最後の機種となったのは、「ゲームボーイアドバンス(SP)」となります。
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