開発環境の構築
各ツールのインストール作業が終わったら、次は開発環境を構築します。
ライブラリの作成
GBDKでゲーム開発をしていく上でライブラリというファイルが必要になります。
そのライブラリですが、GBDKをインストールした時点では、ライブラリは作成されていない状態となっています。
ですので、自分でライブラリを作成してやる必要があります。
「ライブラリの作成」と言うと、一見難しそうに思えるかもしれませんが、ライブラリを作成してくれるバッチファイルが用意されていますので、そのバッチファイルを実行してやるだけで完了します。
まずはコマンドプロンプトを起動します。
そして、カレントディレクトリを
C:\SDK\gbz80-gb\2-1-5\lib
に移します。(@)
カレントディレクトリを移動したら、"make.bat"を実行します。(A)
これで、各ライブラリが作成されました。
環境変数の設定
環境変数の設定は、やらなくても特に問題ありません。
ただ、設定をしておいた方が、後々の作業が楽になります。
環境変数の設定方法をWindows Vistaを例にして紹介します。
Window2000やXPでも設定方法に大した違いはありません。
「スタート」メニューから「コンピュータ」を右クリックし「プロパティ」を選び、「システム」ウインドウを表示させます。
次に「システムの詳細設定」をクリックし「システムのプロパティ」ダイアログを表示させます。
「環境変数」ボタンをクリックし「環境変数」ダイアログを更に表示します。
ダイアログ画面下の「システム環境変数」の中にある「Path」を選択し「編集」ボタンをクリックします。
文字列の最後に、
;C:\SDK\gbz80-gb\2-1-5\bin
を追加します。
※「;」が区切り文字になりますので、忘れずに入力してください。
最後に「OK」ボタンをクリックして終了です。
開いた画面を全て閉じくてください。
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